ルーム8、ショーケース102
素材:金メッキ銅、合金(銀・銅) 技法:打ち出し、鋳造、溶接 ペルー北海岸 モチカ文化 形成期(紀元後1世紀-8世紀) ML001059, ML100612, ML100723
コカの葉を噛む行為(チャクチャード)は古代より受け継がれる儀礼の一種である。これらの容器は、コカに混ぜて一緒に噛むための石灰を保存する為のものである。細長い棒状の匙を差し込んで容器内の石灰を摂取し、コカの葉に含まれるアルカリ成分をより濃縮させる効果を得ることができた。