ルーム3、ショーケース30
セラミックス
ペルー中央海岸
ワリ期-地方王国期(紀元後8世紀-13世紀)
ML031758, ML031912, ML031916, ML031917, ML031928.
ウマヤ様式は、ワリ文化及びリマ文化・ニエベリア様式の融合であり、ワリ土器の幾何学模様、リマ土器の濃いオレンジ色の双方を受け継いでいる。
ワリ期から地方王国期における中央海岸の土器は、ワリの影響を受けているが、ワリ土器本来の光沢や洗練された仕上がりは見られない。初期に作成された多色彩の優れた土器は、次第に色・質共に衰えていった。
三角形の人の顔や、表面に磨きをかけないワリ中央部の様式は、チャンカイ文化の土器にも表現されている。