< Back to 古代アンデスの文化

ランバイエケ(シカン)文化

ルーム3、ショーケース23


セラミックス
ペルー北海岸
ワリ期-地方王国期(紀元後8世紀-13世紀)
ML020189, ML031745, ML031749, ML031751, ML031754.

ランバイエケ(シカン)文化の土器には、北部土器の特徴である象形的な表現に、南部土器の特徴である橋型双注口の双方が融合している。

土器に表現される人物は、跳ね上がった形の目、大きな耳飾、半月型の頭飾り等が特徴的である。
部下を従えたこの人物は、シカン王国を創設し後に神格化された「ナイランプ」であるとも考えられている。

シカン王国の権力者達は「ナイランプ」の顔の特徴を備えたデスマスクと共に埋葬された。