サリナール文化

ルーム2、ショーケース13

セラミックス
ペルー北海岸
形成期（紀元前13世紀半 – 紀元後1世紀）
ML010861, ML015592, ML016152, ML016157, ML016159, ML040312.

サリナールは1941年、ラ・リベルタ県チカマ谷でラファエル=ラルコ・ホイレによって発見された文化である。

土器は、窯焼きされる過程で粘土が酸化され、レンガ色のような赤みを帯びている。さらに白い線で絵付けが行われている。「赤い下地に白の絵付け」の技法は形成期末期まで用いられた。

象形土器に再びネコ科動物、蛇、フクロウが表現されている。また、死者信仰が非常に重要視されており、象形土器の場面にも埋葬前の遺体の準備が表現されている。